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VOICES FROM VOLUNTEERS

体験談297

少しでも症状が緩和する新薬を経験したいという気持ちでアトピーの治験に参加

福岡県糟屋郡在住

57才 女性

【2024/7/9掲載】アトピーの治験に参加しました。20217月~202210月まで。その治験薬は現在新薬として出てる様です。幼少期からのアトピーで良くなったり惡くなったりで現在57歳ですが常に悪化状態が続いていました。アトピーはそういう疾患者に注射薬が効果的とされています。ただかなり高額でどこの病院でも取り扱ってるわけではありません。

そんな中ネットでアトピー治験募集の記事をみつけ応募しました。

だれでも治験は参加できるわけではなく現在の健康状態、持病、のんでる薬等など聞き取り後大丈夫ならば実際治験が実施される病院に行きます。

ここも治験参加者には問題で定期的に来院が必要になりますからある程度近距離でないと難しいと思います。自分で好きな病院を指定する事は出来ません。

指定された病院に行きさらに検査が必要です。これは治験内容で異なるかもしれませんがアトピー治験の場合は心電図と胃腸内科のレントゲン、尿検査、身長・体重、血液検査等です。ここでなにかしら治験参加に問題があれば参加できない可能性もありますし、また再検査を必要とする場合もあります。とにかくこちらとしては少しでも症状が緩和する新薬を経験したいという気持ちで治験参加をしたのですがすぐには参加できずその検査には日数がかかります。

 

治験実施には3つの機関があってまず新薬を作り出す製薬会社、そしてその治験を実施する病院、この製薬会社と病院、そして治験参加者をとりもつコーディネーターの3つが存在して治験がスタートします。コーディネーターもそういう会社から出向してきた方が治験参加者に細かい説明や書類、医師とのつなぎの役目をします。だから治験でわからない事などは、コーディネーターにたずねる事になります。

いろんな検査をしてやっと治験開始になりますが通院日は決められておりコーディネーターと都度打ち合わせをして行います。例えば予定していた通院日になにかしらあってこれなくなった場合はまずはコーディネーターに連絡して後々の通院日の調整をすることになります。

それとこれは治験参加者にはなんとも歯がゆいのですが治験投薬する薬は全て新薬という事はなく「プラセボ」=「偽薬」があります。これに当たるかどうか運次第でコーディネーターにも医師にもわかりません。

ちなみに私はプラセボにあたり数ヶ月は痛い思いをして注射をしましたがプラセボなので全く症状は緩和しませんでした。治験なのだからみんな新薬にすればいいのにと思うのですが新薬の研究や治験にはプラセボのデータも必ず必要だという事のようです。

でもプラセボでも一定期間後は必ず新薬に切り替わります。ここもちゃんと治験がスタートする時にコーディネーターから説明があります。

そしてこれも他の治験はわかりませんが毎日の状態を電子日誌(スマホ)で入力する必要があります。アトピーならばかゆみや痛みはどうだったか等です。

面倒といえばかなり面倒ですがうっかり入力忘れる事もあり数日続くとコーディネーターから連絡があります。治験には必要なデータなのでここは注意です。

あとは定期的に通院して医師に症状をみてもらい指定の薬を投薬し電子日誌を入力。

これの繰り返しです。

もちろんこれには交通費を含めた協力金が製薬会社から出ます。

金額は治験によって異なると思いますが私は一回の通院につき1万円で通院した日に直接現金でもらいました。だから遠方の方で病院に通院するのに交通費を心配してる方はよほど遠方でなければ交通費ぐらいは賄えると思います。

これも治験によって異なりますが、通院は私の場合は最初の数ヶ月は2週間に一回、あとは一ヶ月に一回になりました。ですから仕事を持ってる社会人の場合は休まないといけないケースが多いと思うのでその調整ができないと治験参加は難しいと思います。

治験に参加して私の場合はかなり症状が改善しました。

でも治験終了後は2ヶ月後に症状を見せて完全終了です。

なんのフォローもありません。自分が参加した新薬を続けて投薬したい気持ちはあってもそれが世に出るにはまた一定期間必要でしょうから難しいです。

私はしばらくは良好でしたが結局はまた悪化してしまって元の皮膚科で塗り薬をもらっています。

これは治験参加者にはなんともしがたいと思います。

既存の注射薬を検討していましたが高額という事もあり思案中でした。結局その投薬をする前にまたあらたなアトピー治験に参加する事になり現在参加中です。

治験は新薬を試せる絶好の機会なのですがいくら協力金が出るといっても一定時間を拘束されプラセボという事もあり新薬の効果をすぐには体験できない可能性もあります。

そしてその治験終了後はそのまま放置である事が多いようです。

その後の治療はまた医師と相談して方向性を決めるというのも一つの方法かと思います。

 

日々医学は進歩しています。

治験に参加した個人的な感想としては条件が揃うのであれば治験を経験する事はとてもよい経験になるかと思っています。

  • 肝硬変で線維化してしまった肝臓を改善するお薬の開発が始まっています。18歳~79歳男女の方 B型・C型肝炎、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)により肝硬変になった患者さま ※その他にも条件がございます肝硬変で線維化してしまった肝臓を改善するお薬の開発が始まっています。18歳~79歳男女の方 B型・C型肝炎、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)により肝硬変になった患者さま ※その他にも条件がございます
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