VOICES FROM VOLUNTEERS
掲載日:2020/12/10
鶴ヶ島市在住
24才 男性
<治験に参加した感想>
私は大学の薬学部に通う学部生です。
今までの大学生活の中で医薬品の作用や構造、どのような症状に対して使うのか等といったことを勉強してきました。
しかし、医薬品の開発、臨床試験に関する授業の内容は他の科目に比べ薄いものでした。
例えば治験にはⅠ~Ⅲ相まであるとか、それぞれの相で何を検証するのかという知識を得る事ができましたが、実際にその治験の内部ではどのようなことが行われているのか、どのように運営されているのか、治験コーディネーター(CRC)の方はどのような業務を行っているのか等、実際に治験で行われている内容に関して得られた知識は僅かなものでした。
卒業を間近に控えた今、CRCの方に興味が湧いたことがきっかけで治験に興味を持ち、実際にそこで「安全な薬を世の中に生み出す」ということがどのような事なのか、またそれに関連する業務はどのようなことをするのかを、被験者という立場で身を持って体験することが出来ました。
また、業務に対する質問をした時も、お仕事中にもかかわらず看護師、医師、薬剤師の方が親切丁寧に説明してくださいました。
単に学生をやっているだけでは得ることの出来ない貴重な経験をさせていただきました。
どうもありがとうございました。