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Feb
22
2023
片頭痛の人はこんなに辛い・・・。
日本の成人の約8.4%の方が片頭痛にかかっていると言われいて、頭が痛くなる前に「前兆」の症状が起きるタイプと「前兆」の症状がないタイプがあるそうです。「前兆」のある片頭痛の場合は、頭痛が始まる5分~1時間ぐらい前から視界にキラキラした光やギザギザした光が表れるという方が多く、その他チクチクしたり、感覚が鈍くなるといった感覚障害が現れたり、言語障害や脱力感、回転性めまいが起きたりする場合もあります。
「前兆」とは別に「予兆」と定義されている症状があります。「予兆」とは片頭痛が始まる前になんとなく頭痛が始まるような予感がしたり、気分の変調、眠気、疲労感や集中力の低下、首のこりを感じることを指します。
ひとたび片頭痛の発作が始まるとズキンズキンと脈打つような痛みが4~72時間持続し、ふだんは気にならないような光や音、香水などの臭いを不快と感じる方が多いようです。また、吐き気や嘔吐を伴うことも多く,階段の昇り降りなど日常的な動作によっても頭痛を強く感じてしまう事もあります。
「頭痛ダイアリー」を使って片頭痛の傾向をつかむと予防や診断、治療に役立つらしい!
日本頭痛学会では、頭痛を攻略する為に「頭痛ダイアリー」をつけることを推奨しています。頭痛の起こった日時、どのような痛みか、頭痛はどれくらい続いたか、吐きけや、光・音・匂いなどが気になったか、どんな薬を使ったかなどを記録していきます。頭痛ダイアリーを1カ月程度記録していくと自分の頭痛の傾向がわかってきて自分なりの予防策なども立てやすくなります。また病院へ行く際に持参することでスムーズな診断や治療につながります。
「頭痛ダイアリー」は日本頭痛学会のホームページからダウンロードできます。
日本頭痛学会で検索→topページ→「市民・患者さんへ」→「頭痛ダイアリー」→「頭痛ダイアリーをダウンロード」)。ぜひ活用してみてください。
片頭痛の方を対象とした治験で参加者募集を募集しています。
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