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Nov
20
2024
ドライアイ大丈夫ですか?
講師:八王子薬剤センター薬剤師 小林 祐希
ドライアイとは、“涙の病気”と言われています。
現在、2,200万人(5人に1人あたり)にドライアイの症状が現れています。
[涙の働き]とは?それは、・乾燥防止・洗浄・殺菌・栄養補給・黒目の表面を滑らかに保つなどの大切な働きがあります。
ドライアイか、セルフチェックをしてみましょう。
❶10秒チェック―10秒間まばたきしないでいられるか
❷チェックを入れてみてください
□目が疲れやすい
□目が痛い
□目やにが出る
□目がごろごろする
□理由もなく涙が出る
□物がかすんで見える
□目がかゆい
□目が重たい感じがする
□目が赤くなりやすい
□なんとなく目に不快感がある
□目が乾いた感じがする
□光がまぶしく感じやすい
・・・チェック項目が5つ以上ならドライアイの可能性があります。
原因を知り、日常生活の中で工夫していきましょう。
①コンタクトレンズをすると目が乾燥し、涙が蒸発しやすくなります
・・・コンタクトレンズは正しい使い方を守りましょう。涙の不足を補うために目薬や加湿器、保湿用メガネを使用しても良いです。
②テレビやスマホの画面に長時間集中するとまばたきの回数が減ります。普通は、⒛~30回/分です
・・・パソコンの画面を目より下に置き、こまめに休憩を取り、意識的にまばたきをするように心掛けるとよいでしょう。
③夜は、涙液の分泌が「お休みモード」になります
・・・夜更かしをしないことが大切です。
④エアコンを多用すると室内が乾燥してしまいます
・・・エアコンの風に直接当たらないように工夫します。乾燥している場合は、加湿を心掛けましょう。
⑤年齢を重ねるごとに涙の量(分泌)が減ります・
・・目が疲れたら、体も休めることを心掛けることも大切です。
ドライアイには、・点眼・涙点閉鎖などの治療があります。薬剤師、医師に相談して症状に合わせて治療をしていきましょう。
ドライアイは、誰でもなる可能性があります。特に空気が乾燥する冬場は注意が必要です。
ドライアイかなと思ったら目に傷がつく前に早目に受診しましょう。
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