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Oct
17
2024
この「RSウイルス感染症」とはRSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器の感染症です。RSウイルスはほぼすべての人が子供時代に感染すると言われており、その後も、生涯にわたって飛沫感染、接触感染を繰り返し、何度も発症します。
RSウイルスに感染すると、乳幼児でも大人でも風邪のような症状がみられ多くは軽症ですむのですが、日本の2歳未満の乳幼児における推定値では12万件の発症のうち27,000件が、気管支炎や肺炎などで入院に至るとされています。
大人がRSウイルスに感染した場合はどうでしょう。
健康な大人がRSウイルスに感染した場合、風邪のような症状がでて自然に治るのが一般的です。しかし、高齢者や基礎疾患がある人、免疫機能が低下している人は肺炎などを引き起こすことがありますので気をつけなければなりません。
さだまさしさんが出演している「RSウイルス感染症」のテレビコマーシャルのwebサイト「RSウイルス.jp」を見ますと、RSウイルス感染症によって、高齢者が入院、死亡に至ることが報告された調査の内容が掲載されていました。
日本の成人の年間のRSウイルス感染症による発症・入院・死亡の推定値ということで、60歳以上の成人の場合、約70万件が発症し、63,000件が入院し、4,500例が死亡に至ったと読み取れます。
喘息、冠動脈疾患、糖尿病、COPD、うっ血性心不全がある方は「RSウイルス感染症」にかかった場合に重症化するリスクが高まるそうです。
RSウイルス感染症は生涯を通して再感染を繰り返します。感染を防ぐためには手洗い、マスクも有効な対策です。
RSウイルス感染症の予防接種もあるそうです。かかりつけ医に相談してみましょう。
(この投稿はNPO法人ニューイングが、webや書籍から収集した情報をもとに執筆しているものです。正確性に欠ける可能性もございますので、ご自身の疾患や症状などで気になることがあった場合にはかかりつけ医やお近くの医療機関を受診してください。)