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Oct
17
2024
脈について
講師:八王子薬剤センター薬剤師 増子由紀
日頃から健康を維持するために、検温、血圧のほかに“脈をはかること=検脈”をセルフチェックに加えてみましょう。今まで気がつかなかった病気がわかるかもしれません。
心臓が拍動するとポンプのように血液が流れ、動脈に収縮運動が伝わり脈を打ちます。
この回数を脈拍数と呼びます。脈拍は、手首の親指側の橈骨(とうこつ)動脈など末梢で測定します。心臓が正常だと、「心拍数=脈拍数」となります。
では、脈拍を知ることで何がわかるでしょうか?
身体のすみずみまで血液が行き渡っているかどうかを知る指標となります。
脈拍の数やリズムに異常があると、心臓や血液循環に関連した病気が疑われます。
また、リハビリやスポーツを行う時の運動強度の指標にも用いられます。脈拍の正常値は1分間に60~100回くらいです。
個人差が大きく、年齢や性別、体温、動いたあとなどの活動内容によっても、容易に数値が上下します。脈拍が50より少ないか100より多い場合は、【不整脈】が原因となっている可能性があります。
【不整脈】とは、心臓のリズム障害によっておこります。
脈の乱れ=不整脈となってあらわれます。
不整脈が起きても自覚症状がない場合があります。
しかし、動悸、めまい、冷や汗、息切れ、胸の痛み、失神、脱力感などの症状が出ることもあります。このような症状があらわれたら、すぐに医師に相談しましょう。
不整脈の1つである[心房細動]は、心臓の拍動リズムが速く不規則に拍動する状態です。
放置すると心不全や脳梗塞の原因になることがあります。約半数の人には自覚症状がありません。
セルフチェックで早めに疑いをもち、適切な検査や治療を受けることが大切です。
自覚症状のない不整脈を見つけるには、自分の脈を安静時に定期的に調べる検脈が有効です。さっそく、今日から検脈を始めてみましょう。
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