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May
29
2023
年齢を重ねると男女問わず尿に関するお悩みが増えてきますね。若い頃に比べて尿を我慢できる時間が短くなったり、急にトイレに行きたくなって漏らしてしまいそうになったり、長時間トイレに行かれないと思っただけで緊張して尿意を感じてしまったり。
笑ったり、くしゃみをしたりした時に漏らしてしまう症状は「腹圧性尿失禁症」と呼ばれ、主に女性、特に中年以降の女性によくみられる症状です。10代、20代の若い女性でも、笑ったり、重たい物を持ち上げた時に漏らしてしまうというケースもあります。
『尿の勢いが弱くなった方、排尿が途切れる方、排尿時にいきむ方を対象とした飲み薬の治験参加者募集中』
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尿の出る勢いが弱くなったり、尿が途中で途切れてしまったり、なかなか尿が出なくていきんだりお腹を押したりという症状がある方もいて、こちらは「低活動膀胱」と呼ばれています。「低活動膀胱」は、尿をためておく膀胱の収縮力が何らかの理由で低下したり、尿道が十分に開かなくなることで尿がでにくくなる「下部尿路機能障害」の一つです。自覚症状としては先ほどの「尿勢低下」「排尿遅延」「腹圧排尿」の他、残尿感や頻尿、尿が溜まっていることを感じにくくなったり、尿失禁が起きる場合もあります。
尿に関するお悩みを少しでも改善したいと思ったら、やはり専門医へのご相談をお勧めします。ニューイングでも2001年の業務開始以来、尿失禁に関するお薬の治験の参加者募集をいくつも経験してきました。過活動膀胱の治験、腹圧性尿失禁の治験、下部尿路障害の治験。そのいくつかは承認されて処方薬として患者さんの治療に使われているはずです。
泌尿器の専門のお医者さんに症状を相談して、専門的な検査を受けた結果、適切な処方薬を使用することでぐっと生活のし易さが改善されればそれにこしたことはありません。
「泌尿器科」と聞くと男性患者専門じゃないかしら?と敬遠する女性もおられますが、そんなことはありません。腎臓や膀胱、排尿に関する疾患は男女とも「泌尿器科」で泌尿器の専門医の診察になります。おねしょなどでお子様の患者さんも通院しています。それでもどうしても抵抗がある方は、「内科」や「皮膚科」を併設している医療機関を選ぶと敷居が下がるかも知れません。
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