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Dec

9

2020

136

ニューイングさんから電話があり、是非参加をとのことで始めて参加したので、治験についての体験談を記す。
1月17日にホテルに前泊。ホテルのフロントが2階にあることが分からずまごつく。夜8時頃電話があり、フロント階でこれからのスケジュール説明と体重測定。事前審査に30名くらい集まり、最終的には12名くらいまでになるといわれ、これは途中で帰宅になるかなと覚悟した。なお、我々高齢者とともに若者も参加していることを知る。
翌日朝食抜きで病院へ。ホテル脇にタクシーがズラリと待機していたのにはびっくりした。
全員タクシーで到着後5階の治験コーナーの会議室へ。ここで治験の内容の説明を受けた後、事前健康診断が始まった。私は年一回受ける健康診断で血圧がいつも高い、というか医師の前では緊張するのか、ぐんと高くなるので、今日の診断のパスは容易ではないと思った。
夕方5時前には終了、バス停へ駆けつけた。バス停で時刻表を見てがっくり。この5時前後のバスは40分も開いていた。で、次のバス停まで歩くことにした。正解であった。到着後しばらくして別系統のバスがやってきた。
入院対象に選ばれるかの電話がなかなかなく、半ば諦めかけていた頃に電話があり、治験参加となった。
入院は2月4日14:00ということだったので、ホテル前泊はパスした。自宅を出る間際にニューイングさんと電話での確認あり。
14:00から資料による入院オリエンテーション。高齢者とともに二十歳代前半の若者も同席。当日、担当の看護師さんはしゃべり方がユニークで、なかなかの愛嬌のある印象に残る方で、スムーズに入院生活に入れた。
病院ではお見舞いで行くことはあっても自身が入院という経験は皆無で、テレビ・新聞は見ることはできたが、ベッドでの生活は退屈そのものであった。
この退屈は予想できたので、携帯ラジオと文庫本1冊持参した。ラジオは夜寝る時と朝目が覚めた時にいつも聴いているので必需品である。文庫本は井沢元彦著「逆説の日本史10戦国覇王編」で、読む予定で購入したものの手付かずになっていた。
入院3日目は投薬日のため入浴不可とのことであったので、初日2日目とも入浴した。
入院生活で起床は7時、消灯は11時。自宅では11頃に床に着いて本を読んだりラジオを聴いたりして12時頃には寝ていた。朝は早く目が覚めても床の中でラジオを聴きながら新聞を読んで8時前に起きる生活であったので、それほど差は感じなかったが、入院生活は体力を使うことがないため、またベッドを使用することから、熟睡時間が短かったように思う。
2日目の事前診断終了後、夜になって帰宅する人が出て、部屋の移動が発生。ベッド等の移動が行われた。どうやら最終投薬の対象に選ばれたことをそれとなく知る。
食事は朝はパン、昼は弁当風の病院食、夜も塩分控えめの病院食。一日動くことが少ないので、食事の量は少なくてもどうということはなし。食事は残さず食べるように指示された。
いよいよ投薬の日、2月6日。分刻みのスケジュールで進む。9時2分、錠剤を一粒150ccの水とともに飲む。この日は採血が9回。その他測定、心電図など多数実施。
入院4日目は検査項目が少なく、超退屈な一日であった。でも病室を覗くと結構寝ている人がいた。
5日目は一度だけ検査をして午前中で退院。12時過ぎには帰宅した。
5日後の2月13日、10時集合ということであったので、ホテルには泊まらず7時半過ぎに自宅を出発。
9時過ぎに到着したが、すでに何人かの方が到着していた。一通りの検査項目を受け、12前には終了。途中で昼食を食べて帰宅した。
入院後は製薬会社の人が立会いのためか診断状況等を観察していた。わずか一粒の錠剤で果たしてどれほどの結果が得られるのか心配になった。1月終わり頃にたまたま読売新聞に治験に関する記事が掲載されていたが、日本では新薬開発には開発費がべらぼうにかかるとのことであったが、身をもって体験した次第であった。
文庫本は読破した。筆者が宗教をベースに完成した織田信長の人となりは面白かった。

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