おでこや鼻、目じりのしわをできにくくしたり、エラの張りを小さくしたり、肩こりの改善など、・・・

ボツリヌス菌が作り出す天然タンパク質成分A型ボツリヌストキシンを注射する美容医療のことを一般に「ボトックス注射を打つ」と言っています。

実は「ボトックス」とは製品の名前で、・・・

グラクソ・スミスクライン社が製造販売をする保険診療用のボツリヌストキシン製剤の製品の名前です。「ボトックス」を治療に用いる疾患は次のようなものがあります。眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、重度の原発性腋窩多汗症、過活動膀胱、神経因性膀胱などです。

「ボトックス」はアラガン社から製造販売承認を継承した製剤・・・

ですので、グラクソ・スミスクライン社の「ボトックス」とアラガン社の「ボトックスビスタ」は同一医薬品で、美容医療ではアラガン社の「ボトックスビスタ」が用いられています。

「ボトックス」「ボトックスビスタ」以外のボツリヌストキシン注射製剤・・・

（コアトックス、イノトックス（メディトックス社）、リジェノックス、ボツラックス（ヒューゲル社）、イニボ（コバルト社）、ニューロノックス（メディトックス社）、ボコーチュア・ゼオミン（メルツ社）など）にもそれぞれ特徴があり、患部や目的に合わせて医師が判断して使い分けています。

「ボトックス注射（ボツリヌストキシン注射製剤）を打つ」治療の副作用の代表的なものは、注射をした部位の赤みや腫れ、内出血などですがこれらは一過性のものです。・・・

但し、この治療は薬剤が効果を発揮する部位の筋肉の働きを和らげることが目的ですので、施術をするかどうかの選択は担当医師から詳しい説明を受けてじゅうぶん納得してから決めるようにしましょう。また、妊娠中、授乳中はこの治療は受けられませんのでご注意ください。

（この投稿はNPO法人ニューイングが、webや書籍から収集した情報をもとに執筆しているものです。正確性に欠ける可能性もございますので、ご自身の疾患や症状などで気になることがあった場合にはかかりつけ医やお近くの医療機関を受診してください。）

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