HEALTH COURSE REPORT
第274回 無料健康講座
漢方の世界を学び体操で腰痛を撃退しよう!
日時 | 2023年07月20日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802ビル4階研修センター(八王子薬剤センター駅前薬局ビル4階) 東京都八王子市旭町12−1 https://goo.gl/maps/TdbZeFhwpMR2 |
講座I | あなたの知らないマイナー漢方の世界 講師:八王子薬剤センター 薬剤師 長谷川和輝 漢方と聞くと、「中国のもの」と考える人が多いのではないでしょうか。漢方のルーツは中国にありますが、実は、漢方薬医は日本で発達した日本独自の伝統医学なのです。中国の医療は「中国医」と呼ばれています。漢方は日本の地域や時代に即した「効能・効果」の見直しが行われて、現代の日本人に合わせたものであります。市販の漢方には医療用にはない方剤が存在します。 ここに、今の時期によいマイナー漢方のいくつかを紹介しましょう。 【九味檳榔湯(くみびんろうとう)】は、クーラーの冷え、関節の腫れがある痛み脚が重だるい人に効果があります。水分代謝を促し関節の腫れや痛みを改善します。また、動悸、息切れ、疲労倦怠感など効果的です。 【響声破笛丸(きょうせいはてきがん)】は、喉が詰まった感じがあるときや、風邪を引いて声が出づらい、また、カラオケの共におススメで、歌を歌う時の声をスムーズにしてくれる効果があります。 葛根湯、小柴胡湯、石膏など風邪症状に効果のある生薬が多く含まれている【柴葛解肌湯(さいかつげきとう)】があります。インフルエンザなどの急性疾患によく使用されている処方です。風邪の引き始めは「悪寒、発熱、頭痛など」が主な症状ですが、それがさらに体の奥へ進行し、全身に波及し激しさを増した時に用いられます。柴葛解肌湯は、かのスペイン風邪にも使用されたという逸話があります。新型コロナウイルス感染症治療に使用された論文もあります。 ご自身のセルフメディケーションの選択肢に漢方を加えてみてはいかがでしょうか。ご使用の際は、医師または、薬剤師にご相談ください。 |
講座II |
腰痛に効くポーズ 講師:八王子レクリエーション協会 中西 芳子 猛暑の日が続く中、“動”よりも“静”を選び、ゆっくりと体を動かしてみましょう。ゆっくりと深呼吸を続けて自分の体を見つめます。腰痛の原因の大部分は、腰回りの筋肉の凝りによるものです。腰痛に効くヨガポーズでおススメは、「ダウンドックのポーズ」「猫のポーズ」「英雄のポーズ」「ねじりのポーズ」「チャイルドポーズ」などがあります。これらは、骨盤の矯正、血行の促進、筋肉の強化などにつながり、腰痛の予防・痛みの軽減に効果があります。ぜひ、会場にいらして、ご一緒にヨガストレッチを体験してみてください。 |
共催 | 八王子薬剤センター駅前薬局 NPO法人八王子市レクリエーション協会 |