HEALTH COURSE REPORT
第298回 無料健康講座
知って安心! コレステロールと塩分のおはなし
日時 | 2025年07月17日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802ビル4階研修センター 京王八王子駅中央口から徒歩3分 JR八王子駅北口から徒歩5分 ※1階に八王子薬剤センター駅前薬局のあるビル https://goo.gl/maps/TdbZeFhwpMR2 |
講座I | 気を付けたいコレステロールと塩分 講師:八王子薬剤センター薬剤師 林佑季 今年も暑い夏ですね!暑いと汗はかきますし、喉も乾きます。失われた水分や塩分を補おうとついつい濃い味の食べ物を食べようと意識していませんか?濃い味の食べ物は≪塩分≫が多く、また、≪コレステロール≫を上げる要因となる飽和脂肪酸が多いです。 ~今回は濃い味の食べ物を摂り過ぎると、どんな危険性があるのか紹介していきます~ [塩分の摂り過ぎに注意!] ➡【高血圧】塩分を取り過ぎると、血液中の塩分濃度が濃くなり、それを下げるために水分を多くため込むようになります。その結果、血液量が増えて血液がパンパンになり、大量の血液を流すために血管壁に高い圧が加わるようになります。 この状態が、高血圧です。高血圧が続くと血管に負担がかかり、放っておくと血管がボロボロになってしまいます。 塩分(正しくは食塩相当量)は、成人目標【男性】7.5㎎/日 【女性】6.5㎎/日です。 [甘いものや飽和脂肪酸の多いものの摂り過ぎに注意!] ➡【脂質異常症】の原因となります。 血中の脂質には、❶LDL(悪玉)コレステロール❷HDL(善玉)コレステロール❸トリグリセリド(中性脂肪)がありますが、正常値を保ち脂質異常症に気をつけましょう。 ・LDL(悪玉)コレステロールの基準値は140mg/dl 未満です。本来は細胞内に取り込まれ、体の組織やホルモンの原料になるなどの役割を担っています。しかし、血中に多く存在することで血管壁に沈着、蓄積し、動脈硬化の原因となります。心筋梗塞や、脳梗塞を引き起こす危険性が高まります。 ・HDL(善玉)コレステロールの基準値は40㎎/dl以上です。組織に蓄積したコレステロールの除去、抗酸化作用、血栓予防作用などにより動脈硬化を防ぐ作用を持っています。 ・トリグリセリド(中性脂肪)の基準値は30~149mg/dlです。臓器や筋肉が動くためのエネルギー原として使われます。使われずに余った分は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。中性脂肪の値が高い状態が続くと心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などを発症する危険性が 高まります。 ◎血液検査により数値を把握して、予防に心掛けましょう。また、摂取エネルギーに気を付けた食事を心掛けていくことが大切です。 ☆適正な体重と適正エネルギーを計算してみましょう!☆ 「 身長 」m ✖ 「 身長 」m ✖ 22 = 「 標準体重★ 」Kg 「 標準体重★ 」Kg ✖ (25~30) = 「 」Kcal |
講座II |
復横筋を鍛え、身体の歪みを正そう 講師:八王子市レクリエーション協会 中西芳子 腹横筋(ふくおうきん)は、日常生活で欠かせない動作や姿勢を保つために大切な体幹の筋肉です。腹横筋は、腹筋群のインナーマッスルとして知られており、主に腹式呼吸で息を吐く(呼気)場合に最も働く筋肉です。 椅子に浅く腰掛けます。→深い深呼吸(丹田呼吸)をゆっくり繰り返しましょう。 タオルを首にかけます。→タオルを使って首の後ろを軽く左右にマッサージをします(血流が良くなります)。 両手で肘をつかみ横に左右に振りましょう。→肘をつかんだまま四角を描くように回します(左右10回くらい)。 両手で輪をつくります。→それを左右に振りながら上に持ち上げ、背伸びをします。→手を振りながら降ろします。 片足あげて立ちます。→上げた足を回します。→片方の膝を前方45度の高さまで持ち上げます。→そのまましばらくキープ!→左右交互に行います。お腹に力を入れて行ないましょう。 腰痛予防、お腹の膨らみの軽減の他、背筋がピンと伸びた姿勢となり若々しく見え、自信にもつながります。 |
共催 | 主催:NPO法人ニューイング 共催:八王子薬剤センター駅前薬局、NPO法人八王子市レクリエーション協会 健康講座の動画はこちらから |