HEALTH COURSE REPORT
第295回 無料健康講座
薬の飲み忘れや飲み間違い、どうやって防ぎますか?
日時 | 2025年04月17日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802ビル4階研修センター 京王八王子駅中央口から徒歩3分 JR八王子駅北口から徒歩5分 ※1階に八王子薬剤センター駅前薬局のあるビル https://goo.gl/maps/TdbZeFhwpMR2 |
講座I | 薬の一包化とは? 講師:八王子薬剤センター薬剤師 松村紅沙 薬の一包化(いっぽうか)とは処方された薬を1袋にまとめることをいい、服用タイミングが同じ複数の薬をパックにできることです。例えば、朝食後用に一包、昼食後用に一包、夕食後用に一包というような分け方が可能です。 薬の一包化には“メリット”があります。 ①手や目が不自由で、シートから薬を取り出すことが難しい場合 ②薬の飲み間違いが無くなる ③自分で薬を分ける手間が省ける ④薬の紛失が防げられる ⑤薬剤師が分け確認されているので正確に服用できる 一包化は、薬局の調剤室にある[薬剤分包機]で、約200種類の薬を分けることができます。 薬の一包化の“デメリット”としては、 ①待ち時間が、多少かかります。 薬剤師が、分包された薬に間違いがないか、薬の状態に異常が無いか等、一つひとつに目を通して必ず全ての袋を確認しています。 ②一包化を行うと、調剤コストが発生する場合があります。 患者さんの自己負担額が増えることもあります。処方薬の日数ごとに料金がかかります。追加で、340円~2,400円の費用が発生する場合もあります。保険の負担割合に応じた金額を支払うことになります。 “注意が必要なこと”としては、中には、一包化に適さない薬もあります。頓服薬や自己調整の薬などはシートのままの方が良いでしょう。また、一包化にするとシートから薬が出ているため、薬の見分けが分かりにくいことがあります。その時には、「薬の説明書」に薬の刻印が記載してあるので確認してください。 患者さんそれぞれの状況に合わせて、どのように一包化するのが適しているのか検討致しますので、まずは薬剤師にご相談ください。 |
講座II |
前方に傾きがちな首を正し、首の疲れをとろう 講師:八王子市レクリエーション協会 中西 芳子 春は、体内の水の重さを感じる季節です。植物が、芽吹き成長する季節です。人間の体も同じで、水分を溜めやすくとても体が冷えやすくなっています。ゆったりと時間をかけて体内から水分を出すことが大切です。 まず、重要なことは、「呼吸」です。片鼻呼吸、丹田呼吸を意識しながらゆっくり呼吸しましょう。鎖骨呼吸のように浅くなく、深い呼吸(息を吸い、しっかり吐くと自然に息が体内に入ってきます)」を数回繰り返します。 「首ストレッチ」を行ってみましょう。首の両脇にある“斜角筋”をほぐすストレッチです。首をゆっくり真横に倒したり、斜め前に倒したり、気持ち良く首が伸びるのを感じましょう。 「首のリンパマッサージ」も大切です。マッサージは、押すのではなく“さすり”ます。わきの下の腋窩リンパ節を刺激し、腕をさする→鎖骨の下をさする→鎖骨の上のくぼみをさする→首のリンパを上から下へ流す。 その他、「頭皮」も手の指で、頭部全体のマッサージも良いです。こり(筋肉の柔軟性)の改善を促し、神経の修復、リラックス効果が期待できます。 「姿勢を正してみましょう」壁を背後に、壁に頭、肩、臀部、かかとを付けます。顎は引きます。数秒間、そのままの姿勢で立ちます。毎日のセルフケアとして取り入れてみましょう。 |
共催 | 主催:NPO法人ニューイング 共催:八王子薬剤センター駅前薬局、NPO法人八王子市レクリエーション協会 健康講座の動画はこちらから |