HEALTH COURSE REPORT
第287回 無料健康講座
脈って何?意外と知らない体の事。しっかり学んでしっかり対策!
日時 | 2024年08月15日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802ビル4階研修センター 京王八王子駅中央口から徒歩3分 JR八王子駅北口から徒歩5分 ※1階に八王子薬剤センター駅前薬局のあるビル https://goo.gl/maps/TdbZeFhwpMR2 |
講座I | 脈について 講師:八王子薬剤センター薬剤師 増子由紀 日頃から健康を維持するために、検温、血圧のほかに“脈をはかること=検脈”をセルフチェックに加えてみましょう。今まで気がつかなかった病気がわかるかもしれません。 心臓が拍動するとポンプのように血液が流れ、動脈に収縮運動が伝わり脈を打ちます。 この回数を脈拍数と呼びます。脈拍は、手首の親指側の橈骨(とうこつ)動脈など末梢で測定します。心臓が正常だと、「心拍数=脈拍数」となります。 では、脈拍を知ることで何がわかるでしょうか? 身体のすみずみまで血液が行き渡っているかどうかを知る指標となります。 脈拍の数やリズムに異常があると、心臓や血液循環に関連した病気が疑われます。 また、リハビリやスポーツを行う時の運動強度の指標にも用いられます。脈拍の正常値は1分間に60~100回くらいです。 個人差が大きく、年齢や性別、体温、動いたあとなどの活動内容によっても、容易に数値が上下します。脈拍が50より少ないか100より多い場合は、【不整脈】が原因となっている可能性があります。 【不整脈】とは、心臓のリズム障害によっておこります。 脈の乱れ=不整脈となってあらわれます。 不整脈が起きても自覚症状がない場合があります。 しかし、動悸、めまい、冷や汗、息切れ、胸の痛み、失神、脱力感などの症状が出ることもあります。このような症状があらわれたら、すぐに医師に相談しましょう。 不整脈の1つである[心房細動]は、心臓の拍動リズムが速く不規則に拍動する状態です。 放置すると心不全や脳梗塞の原因になることがあります。約半数の人には自覚症状がありません。 セルフチェックで早めに疑いをもち、適切な検査や治療を受けることが大切です。 自覚症状のない不整脈を見つけるには、自分の脈を安静時に定期的に調べる検脈が有効です。さっそく、今日から検脈を始めてみましょう。 ☆「検脈の動画」【検索】で、適切なやり方が見られます。 |
講座II |
身体の歪みを治すポーズ 講師:八王子市レクリエーション協会講師 中西 芳子 日常生活の中で身体の左右差を感じることがありませんか? 身体の歪みは、血液やリンパの流れが悪くなり、冷え、肩こり、むくみ、頭痛などホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こします。 全身を伸ばすストレッチをしてみましょう。 つま先を立てて両腕を真っ直ぐに持ち上げ、背伸びをしてみましょう。 “う~ん”と数秒間そのまま伸びます。数回繰り返しましょう。また、両手を前に出し両脇腹を伸ばしながらゆっくりと、片方の手を引きながら後ろを向きます(左右繰り返します)これは、肩甲骨周辺をほぐし丸くなりがちな背中を真っ直ぐにし姿勢を正します。 脚裏全体や膝裏の筋肉を引き伸ばすストレッチもよいでしょう。 生活の中で、正しい姿勢を見直すこと、軽めの運動、ストレッチをおすすめします。 |
共催 | 主催:NPO法人ニューイング 共催:八王子薬剤センター駅前薬局、NPO法人八王子市レクリエーション協会 |