HEALTH COURSE REPORT
第272回 無料健康講座
血圧の知識を学びインナーマッスルを鍛えて夏に向けての体力作り!
日時 | 2023年05月18日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802 4階研修センター(八王子薬剤センター駅前薬局ビル4階) 東京都八王子市旭町12−1 https://goo.gl/maps/TdbZeFhwpMR2 |
講座I | 血圧についての基礎知識 講師:八王子薬剤センター 薬剤師 武野 香月 血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力です。正式には、「上の血圧」を収縮期血圧、「下の血圧」を拡張期血圧と呼びます。 収縮期血圧は、心臓が縮んで血管にもっとも強い圧力がかかっているときの値です。拡張期血圧は、心臓が広がったときに血管にかかる圧力の値です。血圧は、一日の中でも常に変わります。 血管に過度に圧力がかかっている状態が続いている数値― 「上の血圧」が140㎜Hg以上、 また、 「下の血圧」が90㎜Hg以上であれば、高血圧症と言います。 [高血圧症の主な原因]は、日本人の高血圧症の80~90%が遺伝と生活習慣です。その他の疾患が原因で起こる場合もあります。高血圧症になると、圧力がかかり続けることにより、血管が傷つきやすくなります。また、血管がいつも張りつめた状態になり、次第に厚く、硬くなっていきます。治療せず、加齢や喫煙、脂質代謝障害、糖尿病などが加わると、脳出血、脳梗塞、心不全、狭心症、心筋梗塞などの命に関わる病気になる可能性が高くなります。血圧が高いほど、心臓血管系の病気になりやすく、死亡率が高くなることがわかっています。 [高血圧症の予防と治療]として①減塩②バランスの良い食事③肥満の改善④節酒⑤禁煙(受動喫煙の防止も含む)⑥適度な運動などです。また、家庭での血圧測定も大切です。一日2回、朝は起床1時間以内、夜は寝る前に測るのが理想的と言われています。無理のない範囲で測定し、記録してみましょう。 |
講座II |
インナーマッスルを鍛え身体の歪み改善(2) 講師:NPO法人八王子市レクリエーション協会 講師 中西芳子 インナーマッスルとは、体の深いところにある筋肉、深層筋のことを言います。体の奥深い部分の筋肉を鍛えることによって、体温が上がり、脂肪燃焼が活性化され、血流が改善され、体のこわばりが軽減されます。 日常生活の中で、四肢(指先・手足)、体全体、首、頭などリラックスできる程度のストレッチを取り入れてみましょう。身体の歪みは、生活習慣によって起こります。体のバランスを整え、腰痛、肩こり、冷えなどの不調を解消していきましょう。 |
共催 | 八王子薬剤センター駅前薬局 NPO法人八王子市レクリエーション協会 |