HEALTH COURSE REPORT
第243回 無料健康講座
猛暑を乗り切る健康豆知識!
日時 | 2018年07月19日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802 3階 (八王子薬剤センター駅前薬局ビルの3階です) |
講座I | 熱中症について 講師:八王子薬剤センター 薬剤師 長谷川和輝 「熱中症」は高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れて、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていない時でも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。 症状別の対処法は重症度Ⅰ度―めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い(冷所で安静・体を氷などで冷やす・水分、塩分補給などの応急処置と見守り)重症度Ⅱ度―頭痛、嘔吐、倦怠感、いつもと様子が違う(医療機関の受診)重症度Ⅲ度―意識消失、けいれん発作(入院加療)。重症化すると本人は判断できない可能性があるので周囲の手助けが必要になります。予防の為には、室内では適切な温度を調節、外出時には日傘や帽子の着用、体の蓄熱を避ける為には通気性の良い衣服を着用する、保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やすようにします。のどの乾きを感じなくともこまめに水分、塩分、経口補水液などの補給を心掛けましょう。気温、湿度、放射熱から算出される暑さの指数WBGT値は運動や作業の度合いに応じた危険・厳重警戒・警告・注意の基準値が定められています。環境省のホームページに観測値と予想値が掲載されていますので参考にしましょう。 |
講座II |
健康体操 冷房対策のストレッチ 講師:NPO法人八王子市レクリエーション協会 指導講師 塩谷昭子 クーラーの効きすぎによって、首、お腹、手足体の冷えを感じる人も多くいます。足の指先を引っ張る、伸ばす、足首回しやふくらはぎをマッサージすることで素早く下半身の血流の循環が良くなり、からだ全体の新陳代謝を促す効果があります。 |
共催 | 八王子薬剤センター駅前薬局 NPO法人八王子市レクリエーション協会 |