HEALTH COURSE REPORT
第275回 無料健康講座
夏バテを体によい食事と体操で吹き飛ばそう!
日時 | 2023年08月17日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802ビル4階研修センター(八王子薬剤センター駅前薬局ビル4階) 東京都八王子市旭町12−1 https://goo.gl/maps/TdbZeFhwpMR2 |
講座I | 納豆キナーゼについて 講師:八王子薬剤センター 薬剤師 野路 裕輝 ナットウキナーゼは、納豆の発酵過程で納豆菌が産出するネバネバに含まれる酵素です。 酵素とは、簡単にいうと「生きていくのに欠かせない必須タンパク質」です。体内では、消化・吸収・代謝などの化学反応が絶えず起こっていますが、酵素は、この化学反応のほとんどに関与し、健康維持をサポートしています。 ナットウキナーゼの[効果]は、“血栓を分解する”ことです。血栓とは、血管の中で血液が固まって塊になった状態です。血栓が原因で起きる病気に・心筋梗塞や・脳梗塞があります。 令和4年度主な死因の割合では、高血圧を除く心疾患と脳血管疾患を合わせると21.6%(5人に1人)となり、死因の割合がとても多いです。血栓ができる原因では、・過食過飲・運動不足・ストレス・喫煙などです。 血栓ができる仕組みとしては、①血小板は、普通血液中を浮遊しています②血管の内側の内皮細胞に傷ができると、血小板が集まってきます③液が固まり傷をふさぎにくる。これが、血栓の誕生で膜に包みこまれてフィブリンという固まりになります④この血栓がはがれて、体内を浮遊することになります。 ナットウキナーゼは、体に備わっている血栓を溶かす仕組みを活性化させます。血栓を溶かす唯一の酵素であり、血栓の予防効果もあります。留意点として、ナットウキナーゼは熱に弱く約70度で死滅してしまいます。納豆の摂取量の目安は、1日に1パックと3分の1とされます。効果的な摂取時間は、⒙時以降が良いとされています。毎日の食生活の中で、納豆を一品取り入れてみましょう。 |
講座II |
腰痛に効くポーズ 講師:八王子レクリエーション協会 中西 芳子 神経痛とは、特定の末梢神経の支配領域に急に起こる激しい痛みのことを言います。 肋間神経痛や坐骨神経痛は、脊髄の“ねじれ”からくることが多いのです。このねじれを改善してくれる「ヨガ・ねじりのポーズ」(両脚は真っ直ぐ前に、両手を左右に広げゆっくりと左右に体をねじります)は、おススメです。また、神経痛は、冷えが大敵です。全身のストレッチを行うと、体が温まり血行が良くなります。筋肉や関節が和らぎ、痛む部位へ酸素が送られ、老廃物・痛みをおこす物質が取り去られ炎症がおさまります。 神経痛の予防にもなりますので、ゆっくりと実践してみてください。 |
共催 | 八王子薬剤センター駅前薬局 NPO法人八王子市レクリエーション協会 |