HEALTH COURSE REPORT
第291回 無料健康講座
意外と難しい薬の管理。学んで整えて新年に備えましょう!
日時 | 2024年12月19日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802ビル4階研修センター 京王八王子駅中央口から徒歩3分 JR八王子駅北口から徒歩5分 ※1階に八王子薬剤センター駅前薬局のあるビル https://goo.gl/maps/TdbZeFhwpMR2 |
講座I | 薬の管理について 講師:八王子薬剤センター薬剤師 岡部礼典 家に持ち帰ったお薬を、普段どのように保管されていますか? おくすりを適切に管理していないと、湿気により錠剤が崩壊、溶解したり、軟膏が液状化の分離をおこしたり、点滴なども変色したりします。 適切でないことで、有効成分の消失や細菌汚染にもつながります。 一般的な医薬品は、[室温保存]とされています。室温とは、0~30℃とされていますが、できるだけ涼しいところで[常温保存](15~⒛℃)で保管して、高温には注意しましょう。 [冷所保存](1~15℃)、[冷蔵庫(3~6℃)]での保存の保管指示がある場合は、冷蔵庫の冷気の吹き出し口を避けて、凍結に気をつけましょう。 例として、坐薬、開封前のインスリン注射などがあります。 [遮光]に留意し直射日光を避けることが大切です。窓際に医薬品を保管しないようにしましょう。 また、[防湿]湿気を避けましょう。特に梅雨の雨の日などは、注意が必要です。 “錠剤・カプセル”は、高温・高湿度・光を避けることが重要です。お菓子の缶などで蓋をかぶせ涼しく風通しのよいところに保管しましょう。乾燥剤などを入れておくと良いです。 “点眼薬”は、開封していなければラベル記載の使用期限は有効ですが、開封後は、空気中の雑菌に触れているので、使用は1カ月程度としましょう。 認知症の高齢者や小さい子どもは、誤って錠剤やカプセルのシートを飲んでしまうこともあるので、手の届かないところに保管することが必要です。 おくすりを上手に保管するための方法として、お薬カレンダーの使用や、一包化でまとめるなどの利用もできます。 薬剤師さん、ケアマネージャーさんとくすりの服用方法、保存方法などご相談されて、おくすりを正しく管理していきましょう。 |
講座II |
股関節をほぐす(足ももの筋肉、内転筋を動きやすくしよう) 講師:八王子市レクリエーション協会 講師 中西 芳子 股関節が硬くなると姿勢が悪くなりやすく、腰痛の原因や歩行困難などリスクが高まります。健康的な生活を送るために、日頃より股関節を柔らかく保つことが大切です。 股関節が硬くなる原因は、長時間の座位や運動不足などです。股関節のストレッチで柔軟性を向上させ、大腿部の筋力を上げ、内転筋を動かしやすくしていきましょう。 ❶床に座り肩幅に両脚を開きます。足先を内転させ親指と親指を合わせて、パッと離します。数回繰り返してみましょう。 ❷両膝を立て、両手を後ろに着きます。両膝を揃えて左右にゆっくりと傾けます。数回繰り返しましょう。 ❸四つ這い姿勢になります。片方ずつ脚を伸ばし、後ろにさげて後退りしていきます。4~5歩ゆっくりさがります。 ❹立ち姿勢-両膝を軽く曲げ、腰を左右に回します(ピップサークル) すべてにおいて、深くリラックスした呼吸を意識することが大切です。ストレッチ中の呼吸は、筋肉の緊張を和らげ、ストレッチの効果を高めます。 |
共催 | 主催:NPO法人ニューイング 共催:八王子薬剤センター駅前薬局、NPO法人八王子市レクリエーション協会 |