HEALTH COURSE REPORT
第279回 無料健康講座
帯状疱疹とヘルペスを学んでみよう!
日時 | 2023年12月21日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802ビル4階研修センター(八王子薬剤センター駅前薬局ビル4階) 東京都八王子市旭町12−1 https://goo.gl/maps/TdbZeFhwpMR2 |
講座I | 帯状疱疹とヘルペスについて 講師:八王子薬剤センター薬剤師 石田萌実 ヘルペスとは、小さい水ぶくれが集まった急性炎症性皮膚疾患のことです。 ヘルペスは、一般的にヘルペスウイルスによる感染症のことです。 主に【単純ヘルペス(単純疱疹)】と【帯状疱疹】のことですが、別の病気です。 【単純ヘルペス】とは、口唇、顔面、皮膚などに感染して、痛みを伴う小さな水ぶくれ感染症です。 直接ウイルスの付いた粘膜や皮膚に触れるだけでなく、タオルの共有、飛沫などにより感染します。 症状が治った後も、ウイルスが体内に潜み続け、再発の頻度が高いのが特徴です。 【帯状疱疹】は、80歳までに3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。 片側の神経に沿って、刺すような強い痛みや、ヒリヒリした感じが続きます。 赤い発疹が出て、発疹の上に多数の水ぶくれができ、また、黄色い膿をもちます。 それが、かさぶたとなり、4~6週間でかさぶたが取れて治っていきます。 [合併症に注意が必要です] 鼻の周囲では、角膜炎・視力障害。耳の周囲では、めまい・耳鳴り・難聴。 また顔面神経麻痺など、頭から顔に発症した場合は、重症化しやすいです。 できるだけ早めに治療を開始することが大切です。 高齢者、皮膚症状が激しい人、体力(免疫)が落ちている人が、帯状疱疹後神経痛になりやすいです。 早期治療と処方された薬をきちんと使用することが重要です。 帯状疱疹の場合は、基本的に2回以上罹患することはありません。 単純ヘルペスには、ワクチンがありませんが、帯状疱疹にはワクチンがあり有効です。 対象年齢は、発症率が増加し神経痛への移行リスクが高い、主に50歳以上とされています。 助成金が出る地域もあります。確認の上、ワクチン接種も検討されてはいかがでしょうか。 |
講座II |
寒暖差によって起こる体調改善の運動 講師:八王子レクリエーション協会 講師 中西 芳子 気温差が大きいと起こりやすくなる症状として、体温を調節する自律神経が過剰に働いてしまい、肩こり、頭痛、冷え性、イライラ、胃腸障害などが現れやすくなります。 予防・改善の方法として、全身のストレッチをすると良いでしょう。 ゆっくりと、深い呼吸をすることは、自律神経を整えることに効果的です。 「耳マッサージ」もおススメです。親指と人差し指で両耳を軽く、上部をつまみ斜め上に、中央をつまみ横に、下部をつまみ下に、3秒間ずつ引っ張り、最後に耳全体をやさしくもみほぐします。 3回繰り返してみましょう。自律神経を整える効果的な方法で、血流も良くなります。 足の裏の「湧泉(ゆうせん)」のツボも体を温める効果がありリラックスできます。 痛くない程度にゆっくり押してみてください。 |
共催 | 主催:NPO法人ニューイング 共催:駅前薬局(八王子薬剤センター) NPO法人八王子市レクリエーション協会 |