HEALTH COURSE REPORT
第269回 無料健康講座
風邪に備える体力作りと手指消毒の必要性を学ぶ!
日時 | 2023年02月16日 pm2時00分~pm4時00分 |
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会場 |
ファルマ802 3階(八王子薬剤センター駅前薬局ビルの3階です) https://goo.gl/maps/TdbZeFhwpMR2 |
講座I | 手指のアルコール消毒について 講師:八王子薬剤センター 薬剤師 増子由紀 今年の冬も新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行が懸念されていますが、きちんと対策をとることで、感染リスクを大きく軽減することができます。 新型コロナウイルス・インフルエンザの感染予防のため、消毒・除菌には特に優れた予防効果が期待されるアルコール(エタノール)消毒が、ぜひ取り入れたい対策の一つです。正しく使うことで、ウイルスをしっかり除去してくれます。 厚生労働省が推奨しているアルコール濃度数は、容量パーセント濃度が70%以上95%以下のアルコール(エタノール)です。 [アルコール消毒剤を安全かつ効果的に使用するために] アルコール消毒剤のポンプを下まで完全に押し切ることが大切です。消毒液が乾くまでの30秒以上、微生物と消毒液が接触することとなり、十分な消毒効果が得られます。アルコール消毒剤は、強く擦らず、塗り広げることが大切です。擦り過ぎると手にいる常在菌が浮き上がって手指の菌が増えるため、乾燥後は強く擦らないようにします。 [手荒れの予防]石鹸による手洗いのあとは、さらにアルコール消毒をする必要はありません。 流水で手洗いができない場合にアルコール消毒しましょう。手に優しい消毒剤もあります。乾燥から肌を守るためには保湿成分(ヒアルロン酸・アロエベラ・グリセリン)が配合された消毒液がおすすめです。皮膚の潤いを逃がさないようなケアも大切です。手荒れで回復しない場合は、自己判断せずに、専門医を受診しましょう。 |
講座II |
血圧を正常に近づける呼吸法 講師:NPO法人八王子市レクリエーション協会 講師 中西芳子 年齢を重ねると、血圧をコントロールする自律神経の働きが乱れやすくなります。普段の生活の中で、[呼吸法]により自律神経を整えて、血圧の安定を保ちましょう。 丹田(おへそから3㎝下あたり)を意識して、鼻から大きく息を4秒間吸います。1秒間止めて次は、鼻から8秒間かけてゆっくりと息を吐きます。朝・夕に、心が落ち着くまで呼吸を繰り返してみましょう。ウオーキングや、ストレッチでも、大きな深呼吸を意識してみると効果があります。 |
共催 | 八王子薬剤センター駅前薬局 NPO法人八王子市レクリエーション協会 |